SysOps アドミニストレーター – アソシエイト(SOA)に合格したので勉強法をまとめてみた
こんにちは。オペレーション部のもっさんです。
2020/07/31に AWS認定 SysOps アドミニストレーター – アソシエイト(SOA)に合格しましたので、勉強法をまとめました。
現在資格取得に向けて勉強中の方や、これからSOA取得を目指そうとしている方の参考になれば幸いです。
SysOps アドミニストレーター – アソシエイト(SOA)とは
AWS認定のうちの1つで、AWS における開発、管理、運用に関する知識と経験を問われる試験です。
レベルはアソシエイト(少なくとも1年以上の経験があることが推奨)に位置付けられています。
SOA試験を受験する際、別の試験への合格やトレーニングの受講といった必須前提条件はありません。
AWS 認定 SysOps アドミニストレーター – アソシエイト
認定を取得することにより、下記の能力があることを証明できます。
認定によって検証される能力 ・スケーラブルで、高可用性および高耐障害性を備えたシステムを AWS でデプロイ、管理、運用する ・AWS との間のデータフローを実装および制御する ・コンピューティング、データ、セキュリティ要件に基づく適切な AWS のサービスを選択する ・AWS 運用のベストプラクティスの適切な使用方法を識別する ・AWS の使用コストを予測し、運用コストコントロールメカニズムを識別する ・オンプレミスワークロードを AWS に移行する
受験までの流れ
- 書籍をひととおり読む
- 公式の模擬試験を受ける
- 無料トレーニング動画で重点的に対策すべきポイントを知る
- BlackBeltや書籍を復習して、苦手なサービスや分野について復習する
書籍をひととおり読む
SAAの受験レポートでもご紹介しましたが、書籍は「AWS認定アソシエイト3資格対策~ソリューションアーキテクト、デベロッパー、SysOpsアドミニストレーター~」を利用しました。
2020/08現在では SysOps アドミニストレーター - アソシエイト の対策書籍はこちらだけ、かつ1冊で3資格の対策ができるためお得な書籍です。
公式の模擬試験を受ける
今の自分の理解度を把握するため、公式の模擬試験を受験しました。
試験終了後のスコアレポートには、試験ガイドの出題範囲に応じた正答率と「十分理解できている」or「再学習が必要」の判定が記載されています。
このスコアレポートを元に、今の自分に足りない知識範囲を分析することができ、今後の対策に有用です。
試験ガイドの出題範囲ごとに頻出するサービスについては、試験ガイドの「試験内容の概要」から予測したり、後述の動画を視聴することで知ることができます。
無料トレーニング動画で重点的に対策すべきポイントを知る
AWS公式のトレーニング動画を視聴し、特に重点的に理解すべきサービスやユースケースなどのポイントを学びました。
動画の視聴には、予めAWS Training and certificationへのログインが必要です。
こちらのトレーニング動画の存在は、同じオペレーション部の おさとう さんのDOP受験レポートで知りました。
無料でこのクオリティはすごい。過去の別試験受験時にも見ておけばよかったと思いました。
上の記載があったため、SOAの試験対策にも有効なのではないかと考え視聴しました。
実際、試験で重要な考え方が凝縮された内容となっているため、今回のSOA対策にも非常に有効でした。
例えば、下記のことをトレーニング動画で学ぶことができます。
- 試験ガイドに記載されている出題範囲(分野)と具体的なユースケースを結びつけることができる
- 類似した用途のサービスの使い分けどころがわかる
- 試験の際の選択肢の絞り込みをする時のポイントがわかる
試験対策の「もう一押し!」を支えてくれる、非常に心強い内容でした。
BlackBeltや書籍を復習して、苦手なサービスや分野について復習する
模擬試験のスコアレポートや、トレーニング動画で理解に時間がかかった箇所を元に、更に復習が必要なサービスを絞り込んでいきました。
BlackBeltではAWSが推奨するサービスの使い所や、他サービスとの連携方法について事例を基に学ぶことができます。
私の場合は模擬試験受験の際に、問題文から監視のためのデータの流れや時系列を整理することが苦手であると気がついたため、BlackBeltや書籍で解説されている構成のデータの流れをノートに図解しながらまとめました。
ドキュメントの「よくある質問」「トラブルシューティング」を読む
こちらも類似した用途のサービスの使い分けや、試験の選択肢を絞り込むのに有用でした。
各サービスに関して、はっきりとできること/できないことが記載されており、ユースケースのナレッジの幅を広げることができます。
最後に
今回はSOAの勉強法についてレポートしました。
次はDVAの取得を目指して頑張ります!